柳生新次郎・幻界行について

ふと思い立って、戦国時代の武士が異世界で大暴れする活劇ものでも書こうと思ってでっち上げたもの。割と続きは書きたいしネタもあるのだけれど、あんまり時間がないのでひとまず安置。他の作品と随分被ってるし。
設定だけ書いておくと、主人公は柳生新次郎厳勝(やぎゅうしんじろうよしかつ)という戦国時代の武士。ちなみに一応実在の人物がモデル。柳生石舟斎宗厳の長男で、尾張柳生開祖で新陰流の道統を継いだ兵庫助利厳の父親。若くして戦傷から不具者となり、その後一生下半身不随で過ごしたと言われる。にもかかわらず後年妻に息子が二人も生まれているあたりかなり不可解。当作品では、隆慶一郎先生の「柳生跛行の剣・柳生新次郎」にインスパイアされて、新次郎の息子二人は石舟斎の種で、新次郎はNTR属性だったことになっております。
この新次郎が異世界に召喚されて、召喚主の魔術師と共に新たな肉体を獲得したり復讐したりと私怨まみれな暴れっぷりをみせるのが本作品のメインストーリーです。
加えて、連れている三匹の僕は全員魔界の住人であり、新次郎が「悪魔使いの黒騎士」と呼ばれる所以になっています。こいつらは、主人公と相棒の二人よりずっと良心的な奴らです。